豊富な知見とテクノロジーで監査の付加価値を創造する
監査のデジタルトランスフォーメーションを進め、
テクノロジーを最大限活用して価値ある監査を提供していきます。
Our strategy
3C x I
Comprehensive Audit
網羅的監査
Before

サンプリングで
母集団を推定するAfter

全件をシステム的に
検証し、異常点を発見Centralized Audit
一元的監査
Before

各エンティティで監査
をしたものを足し上げAfter

本社のみで
監査が可能Continuous Audit
リアルタイム監査
Before

決算期末日以降に
監査手続を実施After

リアルタイム検証し、
期末と同時に監査終了
Our audit platform
あずさ監査法人は、監査の品質管理からデータ分析の実施・監査関与先とのコミュニケーションまでワンストップで請け負うデジタル監査プラットフォーム”KPMG Clara”を展開しています。
KPMG Claraは、本社監査チームだけでなく、子会社監査チーム・監査関与先も利用することを前提としており、リモート環境下におけるデジタル監査を支える重要なプラットフォームです。

Audit technology fit for the future
Data and technology
Enhancing our audit
財務データ分析
トランザクション/
プロセスデータ分析Continuous Audit
アドバイザリー
Efficiency in the audit
業務の自動化・集中化
監査及び監査関連業務において、RPA(Robotics Process Automation)等を活用した標準化・システム化を進め、効率性を向上させています。また、監査業務において、あずさデリバリーセンター(ADC)で定型業務を集約して実施しており、OCR等のデジタル技術を活用するなど、業務の効率化も同時に進めています。
会計監査確認センター
確認状の集中化と電子化のために、 他3法人とともに会計監査確認センター合同会社(ACC)を設立して電子確認に移行し、残高確認業務の変革及び社会全体の事務負担の軽減への貢献を目指しています。


AIを用いた会計・
監査Q&AシステムAI技術(自然言語処理、機械学習等)を通じて、会計監査や不正事例等に関する法人内の知見を蓄積・共有する会計・監査Q&Aシステム「KOMEI」を独自開発し、2018年7月より運用しています。


DisclosureBot_ai
(開示検証自動化)
有価証券報告書等の財務諸表本表と関連注記の計算チェックと整合性チェックを自動で行う「DisclosureBot_ai」を2021年1月より全面展開しています(整合性チェック以外の機能は2020年5月より展開済み)。本ツールはグループ会社である(株)KPMG Ignition Tokyoと共同開発しています。
今後も継続して機能を拡張し、開示検証業務の正確性及び効率性向上を図っています。

MatchingBot_ai
(証憑突合自動化)
会計記録等の監査対象情報とその根拠となる証憑類との突合作業をAIと文字認識技術を活用して自動化する「MatchingBot_ai」を2021年1月より全面展開しています。本ツールはDisclosureBot_aiと同様に、(株)KPMG Ignition Tokyoと共同開発しています。


KaizanCheckBot_ai
(証憑改ざん検知)
PDF等の電子ファイルに施された肉眼では判別困難な編集作業の痕跡を浮かび上がらせる画像処理や、ファイルのプロパティ情報の抽出及び検証を行うことで、改ざんの兆候検知を支援する「KaizanCheckBot_ai」を2021年1月より監査業務に導入しています。本ツールは(株)KPMG FASと共同開発しています。

Visualization in the audit
従来より、「KPMG Central」というウェブベースのコミュニケーションツールを導入、展開し、監査関与先と監査チームで監査に必要な情報の受け渡しを行っています。KCCCはKPMG Centralの機能をさらに充実させたプラットフォームで、授受状況やタスクの進捗状況をリアルタイムに可視化し監査関与先と共有するなど、業務の“見える化”を実現します。

1. 監査関連資料の管理
- 依頼資料の受領状況をリアルタイムに可視化
- 提出期日を経過した資料を即時に把握可能
- 提出資料毎に監査手続の進捗状況をステータス管理

2.タスクマネジメント
- 監査上特定したIssueの詳細情報を提供
- タスクごとに役割分担・進捗状況をタイムリーに共有
- 期日を経過した未了タスクの即時把握

3.報告物等の一元管理
- 監査役等への報告資料を一元管理
- 説明資料等のリアルタイムな提供
- 報告事項を基にした双方のコミュニケーション

Capability
People
3C X Iを実現するために、デジタル人材育成プログラム「Azsa Digital Academy」(以下ADA)を策定しました。ADAでは、「将来の監査チーム像」と「デジタル人材の階層と担う役割」を次のように定義しています。
現場で
デジタル・ツールを活用して 問題解決する人材
- デジタル・アシスタント
デジタル・マイスターのもとでツールを活用し効率化やデータ分析を実行 - デジタル・マイスター
適切なツールを選択し応用し、問題解決やクライアントへの提案
セントラルで
ソリューションを現場に提供する人材
- デジタル・コア
特定のツールやテクノロジーで専門性を持ち開発やソリューションを提供 - デジタル・フェロー
特定領域でデジタル・コアを専門性や経験からリード
全体・個別プロジェクトを統括する
リーダー人材
- デジタル・リーダー
法人全体のデジタル化や関連プロジェクトをリード
Organization
3C x Iを実現する組織体制として、監査のDXを推進する「Digital Innovation部」を立ち上げるとともに、「KPMG Ignition Tokyo」との連携を図っています。

KPMGジャパンは、2019年7月1日付で「株式会社KPMG Ignition Tokyo」(以下、株式会社KIT)を設立しました。
株式会社KITは、セキュア・コンピューティングやナレッジ・プロセッシング等の6つの技術領域に注力し、KPMGジャパンの技術的なハブとして、監査、税務、アドバイザリーサービスが共用できるデジタルプラットフォームテクノロジーを提供するとともに、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援します。
設立について
デジタル変革やイノベーション創発の拠点である「KPMGイグニション東京」(KIT)は、KPMGインターナショナル及びKPMGジャパンの各メンバーファームと協業して共通基盤とソリューションを創発し、企業のデジタル化に伴うビジネス変革をサポートするための極めてユニークな施設です。
KPMGイグニション東京の施設・機能紹介